［ 英会話で緊張しない方法 ］

［ 英会話で緊張しない方法 ］

英語で話さないといけない場面が巡ってきて

・何か話さなきゃ…

・これなら言えるかも！

・よし、話すぞ！

と思っているのに緊張して心臓がバクバク…

結局緊張のあまり、

思うように話題に入っていけなかったり、

話し始める勇気が出なかったりして

話せず、しょんぼり撤収。

そういう経験のある方はいらっしゃいませんか？

本当は英語で話したいのに、

緊張だけでドッと疲れてしまう。

だから、ネイティブに

話しかけないで！とすら

思ってしまう。

そういう方はとても多いです。

かく言う私もですね、

フランス語を習いたての頃は

「最近どう？」という先生のフリートーク開始の合図があると、

もうドキドキして当てられるのが怖くて必死で下を向いていました！

でも、この「緊張」問題。

実は考え方一つで大幅に解決できるんです！

＊　＊　＊

◆「緊張」している時、

　自分の中では何が起こっているでしょう？

発音が通じなかったらどうしよう

自分の理解がとんちんかんだったらどうしよう

話し始めたのにもたついて皆の時間を奪ったら申し訳ない！

急に話だして変な人と思われたらどうしよう

うわこんなに下手なのに喋ったよとか思われない？

急に文法に自信がなくなってきた…

頭の中には無限の心配が渦巻いています。

これが自分を追い詰める、緊張の源です。

でもこれ、よく見てみてください。

全部、「自分」の心配ばっかりしているんですよね！

自分が失敗しないか。

自分がどう思われるか。

自分が恥をかかないか。

全ての思考のベクトルが「自分」に向いているんです。

自分のことばかり心配しているから

ありとあらゆる悪い妄想をしてしまうんですね。

＊　＊　＊

◆ここからがコツです！

でも、この自分に向いていたベクトルを

ぐるっと180度、「相手」に向けてみてください。

そして、相手の話をきき、相手の立場に立ってみてください。

相手にとっては反応してくれる人と黙り込んでいる人、どっちが嬉しい？

どうしたら相手に自分との会話を楽しんでもらえる？

そもそも相手はどんな人なんだろう？

相手の話面白いな！面白いってだけでも伝えた方が嬉しいよね！

そう思うと、言いたいことも出てくるし、

聞きたいことも出てくるし、

ちゃんと会話に参加することに使命感が出てきて、

自分の心配をしている暇がなくなるんです。

＊　＊　＊

以前、英語コーチングのクライアントさんで

英語で報告しないといけない会議の前に

「もう緊張で気持ち悪いです…」と仰っていた方がいました。

でも、このベクトルの話をしたところ

「本当だ！自分の心配ばかりしていました。

そもそも誰も私の英語力を批評しに来てるわけじゃないですよね。

上司に必要な情報を届けるのだから

私は基本的に良いことをしているのですよね。

どうやったら伝わりやすいかって

そこだけ考えてやったら良いですね！」

と気づいてくださり、

本番後、とても嬉しい報告をいただきました！

本番は、少しは緊張はしたものの、

普段ほどの緊張ではなく、

相手の目も時々見ながらきちんと報告ができたとのこと。

英語での実施も上司に喜ばれたそうです。

＊　＊　＊

コミュニケーションですから、大切なのは相手へのサービス精神と興味。

相手に「興味」をもち、

相手により良く伝えよう、楽しませようという「サービス精神」を持てば

ベクトルは自然と自分から相手へと向きが変わり、

自分の心配なんて二の次になります。

緊張の源は自分の心配ですから、緊張は当然減ります。

本当にちょっとしたコツですが、

これで緊張を確実に減らすことができますし、

よりコミュニケーションを楽しむことができますので

ぜひ実践してみてくださいね！