[ 私の語学人生 番外編 ] 〜ハロウィンの思い出〜

[ 私の語学人生 番外編 ] 〜ハロウィンの思い出〜

語学人生番外編、
今日はアメリカのハロウィンの思い出を書きたいと思います🎃



アメリカにいた9歳のとき、
初めてハロウィンを経験しました。
まだ日本では全くハロウィンが知られていない頃で
何もかも初めての体験でした。



小学校ではハロウィンの工作をし、
皆でシーツをかぶってお化けになって
ハロウィンの歌を歌い、
10月中、お祭り感でいっぱい。


近所の家庭教師の先生もハロウィン初めての私のために
一緒にJack-o-lantern 🎃を作ってくれました。
カボチャをくり抜くのが案外大変で、
疲れたー!!と言いながら先生がオーブンでローストしてくれたかぼちゃの種を食べたのを
思い出します。
町中がハロウィンの夜に向かって盛り上がっていて、
ワクワクしました。



そして10/31の夜本番。
母は玄関を飾り付け、子供たちを迎えるために
いそいそと大量のお菓子を準備し、
私は魔女の仮装をして、
友達とtrick or treating に出掛けました。



仮装した子供の集団で、住宅街の各家を回ります。
車ではなく徒歩で夜に出歩くことなんて
アメリカではなかったので、
楽しいのと、本当に少し怖いのとでドキドキ。


平和な住宅街でしたが、ハロウィンには
「あの家の人たちは怖い」とか、
「数年前お菓子に毒が入っていたらしい」とか
「悪いティーネイジャーがシェービングクリームで悪さをするから近づかないように」とか、
spookyな噂も飛び交って、
私ははぐれないように友達としっかりくっついていました。


他の子の仮装も、フランケンシュタインとか
ゾンビとか…けっこう凝っていて
本当に夜道で見ると怖いんですよね、笑。
私がビビリだったのもあると思いますが、
日本で言う、肝試しみたいなスリルがありました。



夜の住宅街、
アメリカでは家と家の間もそれなりに距離があって、
暗い中を皆で歩きます。
そして家でピンポンを押して家の人が扉を開けてくれると
暗い中に家の温かい光がぱっと広がります。



Trick or treat!
と私たちが言うと、大人は笑顔で
Happy Halloween!!!
No tricks please, here you are!
(いたずらは嫌だわ、はいどうぞ)
などと言ってお菓子をくれます。


子供たちの衣装にも
How scary!
(まぁ怖い!)
What a cute little witch!
(なんて可愛い魔女さんなの!)
などと大袈裟にリアクションしてくれ、
私たちは大得意でした。



お菓子はちゃんとThank youと言って
受け取ってバッグやカゴにしまい、
戦利品は全部終わって帰った後に
明るい家の中で確認です。



衣装の見せ合いっこが楽しいのはもちろんのこと、
暗くてちょっとドキドキして、
でも暖かい光と大人の笑顔にとてもホッとする
そんな印象の強いハロウィン🎃でした。



ちなみに母は、日本人の繊細さを発揮し
ものすごく可愛いミニお菓子籠を作って配ったところ、
瞬く間に噂になり、家の前に大行列ができていました🤣
母が「仮装した子供たちが可愛くて可愛くて
なんでもあげたくなっちゃう」と言っていましたが、
今、その気持ちもわかる気がします😊



このハロウィンの思い出は約30年前のものですが…
今のアメリカでものどかにtrick or treating
ができていたら良いなと思います。

PROFILE

法律関係で17年のキャリア
米仏在住経験、仕事での国際交渉等の経験から
英語によって世界に羽ばたく人を増やしたいと
英語コーチとして起業☆

✔仕事で英語が必要
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