[ 私の語学人生5 ] 〜アメリカ人まっしぐら〜
[ 私の語学人生5 ] 〜アメリカ人まっしぐら〜
英語が自由に話せるようになってからは、
ノリノリでアメリカ生活を楽しんだ記憶しかありません。
言葉を話せるようになる前と後で
同じクラスメイトが、同じ先生が、
自分を見る目が変わるのを身をもって感じ、
毎日がどんどん楽しくなりました。
この頃を振り返ってつくづく思うのは、
アメリカは本当に大人の先生たちが
1人1人の子供の個性や才能を褒めて
伸ばしてくれる国だったなということ。
学校でも、当時夢中だったバレエ🩰でも、
何かをできるようになろうと頑張っている時、
You can do it👍!
という言葉をどれだけ言ってもらったことか。
そう言われると不思議と出来るんです。
私には魔法の言葉のようでした✨
授業では必ず自分の意見を聞かれて議論をするし、
新聞から何かネタを持ってきて
皆の前でプレゼンをしたり
口頭表現の場がたくさんありました。
話せば話しただけ、反応が返ってきました。
常に大人から意見を聞かれ、反論もされ、
私は、英語でのコミュニケーションを通して
大人でも子供でも、人は対等だということを
どこか深いところで理解した気がします。
そして現地校に完全に溶け込み、友達も出来、
家族の中で自分だけが英語を現地の子のように話せるようになると、
だんだん親と日本語でしか話せないことが
もどかしくなりました。
親の手の届かない英語の世界を手に入れたことで
この頃、私の中には、その後も消えることのない
大きな独立心が芽生えたように思います。
一方で、この時期、目の前にない日本のことには
急速に興味が薄れていきました。
親は私の日本語学習を心配して通信教育をとって
いましたが、その漢字練習などをさせられるのが
私は嫌でたまりませんでした。
日本語の本も読みたくありません。
読書も日記も、全部英語になりました。
全力でアメリカに適応しにいっている自分にとって、
日本や日本語は、正直なところ、自分を後ろに
引き戻すもののようにしか感じられませんでした。
いま親の立場になって考えてみると、
色々心配な状況でもあるわけですが…😅
この時期の私の写真を見ると、
本当に楽しそうに生意気にギラギラしています。
こうしてノリノリでアメリカ人まっしぐらだった
私ですが、帰国の日はやってきます。
書いていても、嫌な予感しかしません…
~To be continued★~
PROFILE
法律関係で17年のキャリア
米仏在住経験、仕事での国際交渉等の経験から
英語によって世界に羽ばたく人を増やしたいと
英語コーチとして起業☆
✔仕事で英語が必要
✔読み書きはできるけど会話に自信が無い
✔一般的な英会話では対応できない、
会議、交渉や研究発表など、
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