[私の語学人生12 ] 〜地獄の留学準備〜

[私の語学人生12 ] 〜地獄の留学準備〜

10か月の刺激に満ちたフランス生活を送り、
これでフランス語も忘れないレベル位には到達したと
スッキリした気持ちで帰国した私ですが、
さぁ語学は一旦気が済むまでやったぞ😄
ということで、
就職では特段外国語を使う仕事は選びませんでした。


語学はただのツール。それに引っ張られるより、
純粋に内容で仕事を選びたいと思いましたし、
帰国子女だからこそ、その武器は使わずに勝負したい、
みたいな気持ち(意地?)を持っていた気がします。



そういうわけで、ドメスティックな仕事に就き、
語学など忘れてひたすら仕事に邁進していたところ、
ある日、上司に呼ばれました。
「2年間のフランス留学に選ばれているので、
受けるか受けないか、3日後に返事してほしい。」
大学院で修士号を取得してくるのがノルマの留学でした。


3日後て…💧という感じでしたし、当時は新婚。
将来的には国際案件を扱う可能性があるにしても、
今後しばらくの目の前の仕事は全く外国とは無関係。
まだ仕事で半人前にもなっていないのに、
留学をすべきかどうかは、相当、悩みました。
個人的には(今思えば意外なくらい)後ろ向きだったと思います。
それでも、冷静に考えれば、これは人生のチャンス。
しかも、大好きなフランスに今度は本格的に留学できる…
行くのは2年後なのでそれまで仕事もできると思い、
夫や周囲の強い後押しもあり、
有難いことだからと、なんとか決断しました。



ところが、ここからが大変でした😵‍💫!
仕事での留学なので、お金は出してくれるものの、
大学院を選び、受験して、合格しなくては
ならないのは全部自分(当たり前ですが…笑)。
まずよくわからないフランス語サイトで各大学院の
出願の情報収集をするのにものすごい時間を
取られた上、要件を見ると、
大学院の受験資格にDALFのC1,C2という
フランス政府認定の最高位のフランス語資格が必要。
まずはそれを取得するだけでも無理なのでは?
というスタートでした😰
日常会話ができる位のレベルでは当然話になりません。


しかも、日々の忙しい仕事をこなしながら
(ここが最大のポイント↑)
時間外に準備をしなくてはいけない…。
語学学校に通って良いとも言われましたが、
はっきり言って仕事が忙しすぎて
通う暇も気力もありませんでした🌀


留学自体がノリノリではなく、迷いながらの決断
だっただけに、仕事で疲れ切った後に
毎晩不親切なフランス語サイトと格闘し
大学に要求される手書きのモチベーションレターを
フランス語で自信なく作文していると
私は何をやっているんだ…😫
行くなんて言わなければよかった…😓
出願だけでこんなに大変なのにフランス語で
修士号取得するなんて絶対に無理だ…😭
と泣きそうになったことも何度もありました。


この時の経験があるので、仕事をしながら、
将来のために英語や留学準備を頑張るということが
どんなに大変なことか、本当によく分かります。
日々の仕事をしながら、将来のために英語を
頑張っている方々、本当にお疲れ様です。



当時は合格しなければいけないプレッシャーと、
何から手をつけていいかわからない感じで、
本当に孤独で… 
当時コーチングがあったら飛びついたと思います。笑
ただ、必要に迫られればこその馬鹿力が
出たのは間違いありません。


結局夜な夜なフランス語サイトで情報収集をし、
DALFの方は過去問だけなんとか解いてポイントを掴み
遠くの会場まで行って1日仕事で受験し、
あらゆる面倒な書類の取り寄せや翻訳をして…。
疲労困憊&怒涛の日々でしたが、
諸々なんとかかんとかかき集めて
私はフランス各地の大学院に、ずしりとした封書で、
修士課程(M2)の出願書類を発送したのでした。

~To be continued★~

PROFILE

法律関係で17年のキャリア
米仏在住経験、仕事での国際交渉等の経験から
英語によって世界に羽ばたく人を増やしたいと
英語コーチとして起業☆

✔仕事で英語が必要
✔読み書きはできるけど会話に自信が無い
✔一般的な英会話では対応できない、
 会議、交渉や研究発表など、
 専門的な分野の英語力を高めたい

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