［私の語学人生21］ 〜語学を仕事に〜

［私の語学人生21］ 〜語学を仕事に〜

仕事大好き、仕事一筋で来てしまった私でしたが
年齢的なリミットが近づいてきた頃にやっと
子供が欲しいという気持ちと向き合い、
娘を授かることができました。
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赤ちゃんの成長ぶりには圧倒されました。
呼吸しているか５分おきに確認したくなるような
儚い赤子だったのに
誰も教えないのに寝返りを頑張り
はいはいをし、お座りをし、
自分で立って、そして歩き始める。
ひたむきに努力して、できたら輝くばかりの
笑顔を向けてくれるこの幼い人に
私はすっかり魅せられました。
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あまりの進化・成長ぶりに、
仕事で中堅になって少し落ち着いてしまっていた私は
「成長」という言葉を娘に思い出させられたような
気持ちでした。
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幼い娘と過ごしていると
大人っぽい地味な色に囲まれていた私の生活に
眩い白や可愛らしいピンクや淡い黄色が混ざり始め
ひた走ってきた自分の仕事人生とは無縁の
小さい頃から好きだった楽しいこと、可愛いもの、
自分が元々好きだった絵本や作品、
そういうものを思い出す機会が多くなりました。
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そして娘を見ていて、この子の生存を守り
人としての基本的なことを教える以外に
私が母親であるからこそ伝えられることって何だろう…
と考えたときに、真っ先に浮かんだのが
世界中の人と楽しくコミュニケーションができる喜びを
伝えたいなということだったんです。
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自分が子供に伝えたいこと。
それって自分が人生の中でとても大事に思っていることですよね。
自分の中の価値観というか、
語学やコミュニケーションに対する愛とか
そういうことに改めて気付かされました。
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子供が生まれるまで、私の人生は９割を仕事が占めていて
自分の中に仕事以外に語るべきことはないという
気持ちでで社会人になってからの十何年を過ごしてきました。
でも気づけば私は３０年以上、英語とフランス語を愛し、
そのおかげで本当に豊かな出会いとコミュニケーションに
恵まれてきたなと思ったんです。
職業に関しては、違う道を選べばまた違った面白さがあった思うけれど
日本語と外国語という複数の思考回路のない自分は
考えられない気がしました。
なんならこっちの方が仕事よりキャリアが長いんだな〜
と気づきました。
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娘はぐんぐんと成長しながら
母親である私にたくさんの刺激を与えてくれ、
この子と楽しく成長しながら歩んでいくために
私は辞職、そして起業を決意しました。
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その時、自分の中で３０年以上も情熱の絶えなかった語学に関わる仕事で起業したい
と思ったのは必然でした。
それも、単に語学を語学として教えるのではなく、
コーチングという、自分の語学習得経験からも
最も納得のいく素晴らしい方法で、
人が語学を武器にグローバルな舞台に踏み出したり
世界の豊かな文化と直接触れることをサポートできる、
そんな仕事を見つけたことは望外の喜びです。
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私の語学人生シリーズは、ここで現在に繋がります。
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書き始めた時は、ここまで書くことがあるとは全く思って
いませんでした（８回くらいで終わる予定でした）！
でもこれを書くことで、これでも書き切れないほどの
素晴らしい経験を英語とフランス語がさせてくれたことを
自分自身で振り返るきっかけになり、
自分自身驚き、そして嬉しく思っています。
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番外編は時々書くかもしれませんが…
ここまでお付き合いくださった皆様、
ありがとうございました！

~Thank you★ ~